何故こんなに多い??増え続ける〝猫背〟姿勢の4つの要因

猫背が増えた何故こんなに多い??増え続ける〝猫背〟姿勢の4つの要因

 

こんにちは。リトレ 代表の宮内 翔です。

最近街中で待ち合わせなどしていた時に、目の前を通る人の姿勢が気になって気になってしょうがないです(笑)もはや職業病ですね。

その中でも圧倒的に多いのが猫背の方。

 

では、猫背の人が何故、こんなに増えているのでしょうか??

そこには猫背になるべくして成った背景があります。

 

昔は猫背はいなかった??

何故、こんなに猫背の人が増えてきたのでしょうか??昔からこうだったのでしょうか??

 

進化の過程を辿れば、4本足歩行の時代は確かに身体も丸まっており、猫背に近い状態かもしれません。

その後、進化していく中で、2本足歩行が可能となり、真っ直ぐ立てるといった能力を手にしました。

しかし、現代では退化??するような形で背中が丸まっている、俗にいう猫背の人たちが非常に増えてきました

進化 人類

 

それもここ最近の話であり、100年前は今ほど多くなかったはずです。

では、近年急速に猫背が増えた理由は何なのでしょうか??

その理由について述べていきます。

原因①:手を挙げることが極端に少なくなった

昔と比べて手をあげる動作が非常に少なくなりました

手を上げて胸椎伸展

高い物を取ったり、崖や木を登る動作など、手を高くあげる動作を生活の中で当たり前に行なっていましたが、現代はどうでしょうか??

手をあげる動作と言うと、洗濯物を干したりする時に竿にかける時、高い物をとる、くらいでは無いでしょうか??

といっても、洗濯竿もそんない高いところにある訳でもなく、高い物をとる動作もそんなに頻繁にする訳でもありません

 

では、手を挙げることと猫背はどう関係しているのでしょうか??

手を高く挙げる動作と言うのは、人の背骨の胸椎を伸展させる(伸ばす)動作と大きく関連しています。

猫背の人はこの胸椎が屈曲位(丸まっている)となっています。

胸椎

つまり、手を挙げることで、自然と胸椎は伸展し猫背になることを防いでくれているのです。

 

イメージしてもらうとわかると思うのですが、

背中の曲がった高齢者の方が、

耳の横まで万歳できると思いますか??

猫背 高齢者

出来ないですよね??恐らく、ほとんどの方が不可能です。

スーパーおじいちゃん、スーパーおばあちゃんなら可能かもしれませんが・・・笑

 

それは先ほどの胸椎が屈曲位であり、伸展することが出来無いためです。

そのため、高齢者でも背骨をまっすぐ伸ばすための運動として、両手を高く上げるエクササイズを行います。

※無理をすると肩を痛めるので無理しないでくださいね。

 

そのように、猫背であると言うことは、肩の動きの制限にもなります。

反対に、手をしっかり挙げられると言うことは、胸椎をしっかり伸ばせていることにもなります。このように、胸椎の動きと肩の動きには密接な関連性があるのです。

話を戻すと、

手を挙げる動作を多く行うことで、胸椎は伸展し、猫背になることを防いでくれる

のです。

そのため、現代では手を挙げる動作が少なくなった事が、猫背姿勢の人が増える1つの原因となっています。

原因②:椅子での生活

椅子やソファーでの生活スタイルに変わったのも1つの理由です。

ソファー 骨盤後傾

昔は、床で正座などする事が多くありましたが、今では正座をする人は非常に少なくなったのでは無いでしょうか。

正座をしてもらうとわかるように、姿勢が真っ直ぐします。

正座 背筋良い

反対にソファーや椅子はどうでしょうか??真っ直ぐ意識して座れば、話しは少し別かもしれませんが、ほとんどの人がそうで無いと思います。

背中を預けて体を丸めて座っているのでは無いでしょうか??

このように、座り方が変わってきたのも猫背の人が増えてきている要因の1つです。

 

「じゃあ、正座でずっと座るのがいいの😢??」

猫背への疑問

と思われるかもしれませんが、

それも大変だと思いますし、現実的ではありません。

 

猫背を防ぐためには、座り方にバリエーションを持っていただく必要があります

腰痛の発生要因の座り方を書いたテーマがありますが、同様に猫背などを防ぐ効果もありますので、良ければこちらをご覧ください。

腰痛を悪化させる日常生活の5つの〝悪い〟身体の使い方(座り方編)

原因③:スマートフォンやパソコンなど周りの環境の変化

これは非常に大きな要因の1つであると考えられます。

近年、パソコンやスマートフォンの普及で仕事効率や利便性が非常に高まった一方で、

代償として、姿勢の悪化を招く結果となっています。そう、それこそ猫背です。

スマホで猫背に

スマートフォンを1日使う時間の平均として3時間との報告もあります。

仕事柄デスクワークでパソコンを使う人では、より身体が丸まりやすく、猫背に近づいていくのは予想がつくかと思います。

 

仕事でもパソコン、家ではスマートフォン、テレビ、などなど。

1日を振り返ってみると、体を丸めた姿勢ばかりではありませんか??

昔はそのような姿勢を長時間とる事がありませんでしたので、猫背の人が増えた大きな要因の1つであると考えられます。

原因④:運動不足

こちらも猫背姿勢に関与する要因です。

座っている時間や、横になる時間が非常に増えたのかと思います。

運動不足が猫背に

人の筋肉には、抗重力筋という身体を支えるための筋肉があります。

その筋肉が日常的に働く事で、姿勢が維持されます。

猫背を防ぐ抗重力筋

しかし、運動不足や横になる時間の多い人は、その筋肉が上手く使われていないため、文字通り重力に抗する事が出来ずに、身体が丸まっていくのです。

さらに、お腹はポッコリしたりなど体型にも大きな影響をもたらします。

 

現代人は脂肪は増えていく一方で、筋肉量は減少しています

体は重たくなるのに、筋肉が減っているため、体を支えきれずに丸まっていくのは当たり前ですよね。

 

その他にも

・車移動される人は、お店で駐車場を探すときもなるべく近くに止めようとしていませんか??

・駅利用時など、階段ではなく、必ずエスカレーターを使用していませんか??

・ちょっとした移動も自転車や車に依存していませんか??

 

このように運動不足にプラスして、生活の中でも体をなるべく動かさないように、無意識で行動してしまっている事も大きな要因です。

まとめ

いかがでしたでしょうか??

あなたはいくつの項目に当てはまりましたか??

簡単にまとめると

 

①手を挙げる事が極端に少なくなった

 →その結果、〝背骨を伸ばす〟事が極端に減った

②座り方の変化

 →椅子やソファなどに座る事が多くなり、正座など姿勢を伸ばして座る事が減った

③環境の変化

 →スマートフォンやパソコンなど、昔と比べて体を長時間丸めて行う時間が格段に増えた

④運動不足

 →運動不足に伴い、体を支える抗重力筋が働かなくなり、重力に勝てずに体が丸まってしまっている

 

この内容だけでも意識できることはたくさんあると思います。

生活の中で意識するだけでも、猫背の予防に繋がりやすいので、是非お試しください。

 

具体的にどのような運動や注意をしていけばいいのか。また次回説明させて頂きます(^^)/

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