O脚改善専門トレーナーの宮内 翔です。
今回は、〝O脚の原因〟について解説していきます。
O脚を改善させる為には、
〝何故O脚となってしまうのか?〟を知らないと改善困難です。
・そもそもO脚とは何なのか??
・O脚とは治るのか??
などは前回の記事にまとめておりますのでよろしければこちらからご覧ください。
O脚の原因は??
そもそも乳幼児の頃の膝はO脚状態と言われます。
赤ちゃんなど見てみると、どことなくO脚のようにも見えますよね?
次に成長の過程で歩きだすと今度は反対にX脚傾向となります。
これらは2歳から6歳くらいまで続いてきます。
そして7歳くらいとなると成人の下肢形態に近づいていきます。
病的疾患や遺伝的要素などが影響する先天的なO脚となってしまうケースもありますが、本記事では後天的要素の強いO脚について解説していきます。
では本題に戻り、O脚の原因はどこにあるのでしょうか?
答えを述べると、
膝では無く、多くの原因は足関節・股関節(骨盤周囲)にあります。
足が原因でO脚を悪化させるパターン
足が原因でO脚を引き起こす多いパターンとして、扁平足の人は要注意です。
扁平足とは、足の裏の土踏まずと言われるアーチが低い状態をさします。
下画像の一番左側が、右足を後面から見た扁平足の図となります。
◆扁平足がO脚を悪化させる流れ
踵(かかと)が内側に傾く
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バランスを取る為に下腿(スネ)は外に倒れる。
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すると膝は外側に開きます
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O脚の完成 (´・ω・`)…oh
このようなタイプの方は足から改善させていく必要があります。
股関節(骨盤)が原因でO脚を悪化させるパターン
反り腰の人もO脚を悪化させてしまう可能性が高いため要注意です。
一番左側が反り腰の姿勢、一番右側は正常姿勢となります。
◆反り腰がO脚を悪化させる流れ
腰が反る事で骨盤が前に傾きます(骨盤前傾位)
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人間の構造的に、骨盤前傾となると股関節は内側に入りやすくなります(内股)
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その状態で安定させる為に膝を過度に伸ばす姿勢を取ります(過伸展位)
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膝が外に開きます
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O脚の完成 (´・ω・`)…oh
※女性の反り腰の原因として臼蓋形成不全などの先天的要素も考えられますが、本記事では割愛させて頂きます。
このようなタイプの方は股関節から改善させていく必要があります。
環境的要素がO脚を悪化させていく
O脚の原因は膝では無いとご理解頂けたかと思いますが、元々反り腰の人・扁平足の人は決して多くありません。それらを引き起こした大元の原因は何なのでしょうか。それは環境的要素が大きいと考えられます。
現代の生活環境はここ数十年で目まぐるしく変化してきました。これらの環境変化もO脚悪化に大きな影響を与えていると考えられます。
・長時間の同一姿勢
・パソコン・スマートフォンなどの姿勢
・運動不足
・その他(食べ物や睡眠・ストレスなど)
これらの影響による筋力低下・柔軟性低下が反り腰や扁平足などを生み出し、結果としてO脚を悪化させているのです。
時代の進化が加速的に進む現代の中で〝昔のような生活に戻す〟ことは至難の業ですが、
O脚が悪化しないように予防・改善することは十分可能と考えられます。
その為に簡単にできる事として、
・定期的な運動
・長時間の同一姿勢を控える
などは簡単に行えるO脚予防となります。
但し、本質から改善させる場合は、
何が原因でO脚を引き起こしているのか?
を調べる必要があります。
結論
今回の内容を簡単にまとめると、
今回の記事は以上となります。
今後もO脚矯正・改善方法、トレーニング、ストレッチなどO脚・脚痩せに関する記事を随時更新していきます。
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O脚が気になる、O脚矯正を考えている、本気でO脚を治したい方、など何か気になることがあればお気軽にご連絡下さい。
また、福岡県大野城市で整体とトレーニングで根本的改善を目的とした施設を経営しております。大野城市・春日市・福岡市・那珂川市・太宰府市・筑紫野市などの県内から県外の多くのお客様がご利用されています。
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