O脚・脚痩せ専門トレーナーの宮内 翔です。
今回、理学療法士でもある私がO脚について3分で理解できるように解説していきます。
よろしければ3分間お時間を頂けたらと思います。
O脚とは?
そもそもO脚とはどのような状態なのでしょうか??
日本整形外科学会では、
下肢の形態的異常をさします。O脚(内反膝とも言われる)とは、両膝が外側に彎曲した状態で、左右の内くるぶし(足関節内果部)をそろえても、左右の膝の内側(大腿骨内果部)が接しないものです。
日本整形外科学会HPより引用
と説明してあります。
・・・なんか少し難しいですね。
これを簡単に言うと、
「O脚とは左右の足首をつけて立った時に膝がくっつかない状態である」
と言うことになります。
ただ、全て膝がくっつかないとO脚なのか?
と言われると、それも異なります。
簡単にチェックできる目安として、
足首をつけて立った時に膝の間に指2本分以上隙間が開いてしまうとO脚
だと思って頂いで大丈夫です。
2種類のO脚
O脚は大きく分けると、機能的O脚と構造的O脚の2種類に分けることができます。
O脚の種類によっては改善が難しいケースとなってきます。
・構造的O脚:治る可能性が低い
・機能的O脚:治る可能性が高い
では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
治る可能性の低い:構造的O脚
・骨・関節の変形
・捻転(骨のねじれ)など骨自体の構造的問題
が原因となっているO脚の事を構造的O脚といいます。
治る可能性の高い:機能的O脚
・足首や股関節の筋肉のアンバランス(柔軟性欠如・筋力低下など)
・骨盤・姿勢などの歪みの代償
上記の問題が原因で、O脚を引き起こしている場合を機能的O脚と言います。
こちらは構造的O脚と比較すると改善しやすいO脚と考えられます。
構造的O脚であれば改善しないのか??
先ほど、構造的O脚の場合は治りにくいとお話ししました。
確かに変形や骨構造自体を変えていくことは難しいです。
しかし、全く改善しないかと言われたらそうでもありません。
というのが、構造的O脚の要素だけが原因となりO脚を引き起こしているとは考えにくいからです。
わかりやすくO脚の比率で例えてみました。
O脚の原因が
構造的O脚:100%
と言うことは正直考えにくいですが、もしこのようなタイプのO脚であれば改善は難しいです。
しかし、実際は骨や関節の変形はあるけど、O脚を起こしている原因は他にもあるということです。
構造的O脚:70%
機能的O脚:30%
人によって割合はそれぞれ異なってきますが、このようにO脚を引き起こしている原因は
機能的O脚・構造的O脚の両者が混在しているということです。
構造的O脚の要素が強い方でも、機能的O脚部分を改善させると現状より改善する可能性は高いと言うことになります。
この比率で考えた時に、O脚の原因が、
機能的O脚の要素が強い人ほど、改善していきやすい
とうことにもなります。
結論
・O脚とは、左右の足首くっつけて立った時に膝の間が指2本以上開いている状態
・O脚の種類として構造的O脚と機能的O脚の2種類に分けることができる
・構造的O脚は治りにくく、機能的O脚は治りやすい
・構造的O脚と機能的O脚ではっきり分かれるのでは無く、両者が混在しているケースがほとんど。
O脚が気になっている方は、まずはどちらの要素が強いのか?
を判断してアプローチしていく必要がありますね。
今回の記事は以上となります。
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