こんにちは!リトレ代表の宮内です。
前回は心理状態と腰痛が関係あるとのお話でした。
では、心理状態をどうやって変えていくといいのでしょうか?
色々な方法がありますが、今回は
「腸を綺麗にすると腰痛が改善する」
といった腸を絡めたテーマでお話しできたらと思います。
ストレスと腸の関係
まず、最近腸がすごくトピックにもなっております。
腸内細菌、ビフィズス菌、腸内フローラ、などなど
よく耳にするのではないでしょうか??
そして、何故前回の心理状態から腸のお話が出て来たのでしょうか??
その理由は、腸の凄いポテンシャルが関係しているのです!
そして腸と心理状態は密接な関連性があるのです。
腸と心理状態の関連は、生活の中で、割と身近に感じられる部分もあると思います。
緊張や不安が強くなるとお腹が痛くなる。
皆さんも経験あるのではないでしょうか??
不安や緊張した状態は腸内細菌のバランスを崩すと報告されており、ストレスやうつ状態とも大きな関連性があるのです。
マウスを用いたある実験があります。
・Aグループ:腸内細菌があるマウス
・Bグループ:無菌マウス(腸内細菌のないマウス)
同じ環境で育てた結果…
Bグループのマウスは、ストレスに反応する視床下部─下垂体─副腎軸が活性化して,ACTH やコルチコステロンの分泌量を増加させたのです。さらに、行動もAグループのマウスと比較して攻撃的になったのです。
簡潔に述べると
腸内細菌が少ないと、怒りっぽくもなるし、ウツ傾向も強くなるという事です!
腸内細菌と自殺者数の関連
では、人の例をとってみましょう。
日本は先進国の中で最も自殺者数が多いの言われますが、
そこには腸内細菌も関係している。という意見もあります。
反対にメキシコ人は世界の中で最も、自殺が少ない国です。
しかし、日本よりも貧困層の数は圧倒的に多いです。
それなのに、何故自殺者は少ないのでしょうか??
そこにも腸内細菌が絡んでいます。
メキシコ人は日本人の約4倍食物繊維を摂取します。
食物繊維は腸内細菌の餌になるため、腸内細菌が日本人よりも多いと言われます。
さらに日本人の食物繊維摂取量は減少傾向にあります。
そうなのです。
メキシコ人の1/4以下です!
そのため、今の日本人、若者が
・きれやすい
・自殺者が多い
・鬱になる人が多い
など、要因として、
食物繊維摂取量が少ないことで、腸内細菌が少ない!
から、
ストレスや不安などの心理状態をコントロール出来なくなる
と考えられます。
腸って実はすごく大事で、他にも様々な役割を果たします。が、本題とズレてくるのでまたいつかお話しできたらと思います。
腰痛と腸内環境
はい、ようやく本題に戻って来ました。笑
では、前回は心理状態と腰痛が関連があるとのお話をしました。
そして今の話と絡めていきますと、
腸内細菌を増やせば精神状態が整い、ストレスが減少し、腰痛も改善する
ことが期待できます。
そのため腸内細菌をしっかりと増やしていく事が大事になって来ます。
では、腸内細菌を増やすには具体的にどうすればいいのでしょうか。
それはまた次回のブログでお話しします!
一つ言えることは
腸ってすごいんです!!!本当に!!
腸のお話を聞きたくなったらリトレまで遊びに来てください(^^)/笑
ではまた!
腰痛で困ったら大野城市下大利駅近くのリトレにご相談ください♫
引用:こころとからだの免疫学腸内細菌の働きを中心に 藤田 紘一郎 人間総合科学大学