こんにちは😆リトレ代表の宮内です。
暑い日が続いていますが、みなさん体調はいかがでしょうか?
今回のリトレブログのテーマは
腰痛!!
周りに腰痛を患っている人は全くいない!って方はいないんじゃないでしょうか?
もはや、二本足になって生活を始めた人類の永遠の課題かもしれません。
そこで、腰痛の実態や種類、症状、治療、運動方法などなど、シリーズ毎にお伝えしたいと思います。
日本の腰痛実態
みなさん、一生のうちに1度でも腰痛を患った人はどのくらいいると思いますか??
なんと
約85%
の人は、一生に一度は発症すると報告されています。しかし、一生の間であれば、個人的にはもっと多いのでは??とも感じます。
そして様々な症状がある中で、腰痛診断ガイドラインによると
男性1位、女性2位(一位は肩こり)
と、あらゆる健康問題の中で一番の問題であることがわかります。
それでは、なぜこれだけの人が腰痛が起きるのでしょうか??
そこには4本足歩行の生活から、2本足歩行での生活となったことが大きく関係していると言われています。
4本足から2本足歩行への進化が、腰痛を生じやすい体に??
人の進化の過程で最も大きく変化した点といえば、4本足歩行から2本足歩行に変わったことです。
これにより両腕が自由となり、物を運んだり、狩りをしたりなど、あらゆるメリットが生まれた反面、反対に負の遺産を抱えることとなりました。
その代償の1つとして、腰痛が生じやすい構造となってしまいました。
では、なぜ二本足になると腰痛を起こしやすくなったのでしょうか??
人類が進化の過程で大きく変化した部分の1つに
骨盤の傾き
があります。骨盤が傾いた状態の上に上半身が乗っかる。という生物の歴史上、類をみない構造となりました。
今までは四本足で背骨を支えるような構造でした。背骨を橋のような構造にすることで、安定性は高まり、腹筋もあまり必要ではありませんでした。また、4本で重たい体幹をバランス良く支えているから、負担も少なくなりそうですよね?
実際に、昔の橋もこのような構造にすることで、安定性・耐久性を高めています。(山口県錦帯橋)
しかし、この不安定な部分に、重たい上半身が乗っかってきたことで、腰への負担は急激に増加しました。
さらに、現代社会では、生活の欧米化に伴う大きなライフスタイルの変化により、さらに腰への負担は高まったと考えられます。
しかし、腰痛が実際に出にくい人もいます。それはどうしてでしょうか??
それは、柔軟性・筋力・姿勢・動きなど、体のバランスが整っているからです(また詳細は続きでお話しします)
もともと腰痛を起こしやすい構造をしている上に、体のバランスまで悪いと、必ずと言っていいほど腰痛は出現すると思われます。また、体のバランスの取り方も一人一人異なります。
そのため、人によって症状や部位が異なることはもちろん、人によって治療方法・運動方法は大きく異なっていきます。
では、次回は腰痛の種類と痛みの原因についてお話しさせて頂きます。
最後までご覧いただきありがとうございました🤗